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2016年12月 1日 (木)

春待月 廿日間のカウントダウン

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今年の冬は少し様子が違うようでいまだ積雪のない暗い朝が続いている。
いままで何度か雪は舞ったのだけどまだ積雪にまでは至っていないし、周囲の山々すらもうっすらと白い程度なのだ。なのに関東圏では半世紀ぶりの11月の積雪に見舞われたりなどしているけれど、これも温暖化の一環なのだという事をニュースで言っていた。
ここ最近の暗い朝。
秋口まであれ程いろんな事が出来た、朝活という僕の自由時間もすっかりと影を潜めてしまった。平年ならば今頃は積雪もあって雪明りの仄かな明るさがあるのだけど、今は夜中も漆黒の闇が広がるばかりなのだ。そんな中でいま一番心待ちにしているのはもちろん冬至。僕はクリスチャンではないから、いまとなっては単に飲食会の理由となってしまっているクリスマスよりも、ずっとカウントダウンのし甲斐のある日なのかも知れない。
春待月。
これは12月の異名で僕の会話の中では師走よりも登場回数がずっと多い。先日クライアントとの会話の中で、これから雪の降り積もる冬が来るのが嫌だと言っていた人がいた。そんな彼女に言ったのは、冬が来なければ春は絶対に来ないのだから、サッサと終わらせもらうのがイチバンだし、なによりも12月は春待月だから冬至を過ぎれば一足先に光の春が始まるのだと。そしてその人はすごく前向きな考え方だと笑顔になってくれた。

 

***

 

先日の事、PCの絵の倉庫で目が留まったこのスナップ。
記憶をたどりながら慎重に現像をしてみると浮かび上がってきたのは美しい落葉と、つい先日の非日常の旅から戻った自分の事だった。
この公園は仕事場のすぐ近くで目と鼻の先にはコンビニもあり、日差しが暖かなシーズン中は必ず2~3回はこのベンチで昼メシを食べていた。けれど今年は何か忙しい訳でもなかったけれどこの公園の事は考えもしなかった。だからこの絵を切り取った時もベンチで昼メシを食べるなんて思いつくこともなかった自分に、改めてビックリしてしまった。

 

 

秋はすべての葉が花となる
 
二番目の春である
アルベール・カミュ          .           

 


Bill Evans-My Foolish Heart

 

 

 

 

 

 

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