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2014年10月21日 (火)

Nostalgia (1/3)

141002

 




























 
 

   
秋も深まってくると、時折おかしな感覚を覚える瞬間がある。
しとしとと冷たい雨の降る日や夕暮れ時などに、なんの前触れもなくいきなり海馬が”ツン”とするようなあの感覚。
それを感じると思わず反射的に遠い目をしてしまう。人はそれをノスタルジーと呼ぶようだけど少なくとも僕にとっては、そんな高尚な言の葉で表せるようなものではないような気がしている。少なくともその言の葉から連想されるものは人それぞれだろうし、またそれを呼び起こすきっかけもいろいろあることだろう。僕の場合は主観的感覚なのだけども、その根底にあるものは一種の喪失感のようなもの。その失くしてしまったものとは一体なんなのだろうかと考えてみると、それはたぶん幸福を感じていた頃というか時間のようなもの。
だからといって今が不幸とかいうのではないのだけど、明日の我が身とかを心配する必要のなかった頃(つまり不幸という事態を知らなかったころ)の記憶の光景が多い気がするのだ。いずれにしてもノスタルジーを感じる(事ができる)という事は幸せな記憶がある証拠なのだ。

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神が創り賜うたおそらく最高傑作である、ヒトというユニット(構造体)。
その中でも海馬はきっと神の遊び心で、その脳内での位置が決められたに違いない。
なぜならば色や音や感覚、そして匂ひ、味などを感じる感覚器の矢状方向の交差点なのだから。

 



"Now You're Not Here"  by Swing Out Sister

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