« 秋といふ 匂ひ | トップページ | Blue ++ »

2014年9月19日 (金)

W i n d ・・・・・

14090201

 

 































 

 

風には確かに色があるという。
これは昔ラヂオで誰かが言っていた話だったけど、偶然耳にした時にはそんなのは歌の文句の世界でそんなバカなことがあるものか!!と思ったものだった。そう思ったのは当時おもい浮かぶ風と言えば、物理的に空気の流れとしての風(風車、風車)とか、視覚的な趣きをもった風(風景、風物詩)ぐらいなものだったから。映画のような表現をすれば『それから20年以上という歳月が流れ・・・・』、僕の視野は広がっただけではなくて、ついでに視力も良くなったのかも知れない。最近は”風”というワードに感じるものは以前の二つだけではなくて、予感や変化、それに柔軟性とか未来や時の流れ、そして旅立ちの合図だったりする。
いつもそれを感じていたという事は、常に風に対して多情多恨でいられたのかも知れない。風はいつも新しい季節の訪れを僕に教えてくれるだけではなくて、そっと背中を押してくれたり、何かで行き詰った時にフッと気分を変えてくれることもあるし、気になる人の消息をそっと届けてくれることもあったりする。

春と秋はいつもよりも特別な風が吹く季節。
夏風とか冬風とはあまり言わないように、それらは季節の『極』と『極』との間を静かに吹く本当の季節風なのかも知れない。ここ最近は毎年の事だけど、まるで野分きのようなそれがことし僕に残していったのは、今までに感じたことのないような、いや・・・それを感じる事すら想定していなかった『感傷』というものだった。

***

***

***

***

***

|

« 秋といふ 匂ひ | トップページ | Blue ++ »

color (色)」カテゴリの記事