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2014年3月10日 (月)

Time of 1096 days

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毎週木曜日の昼に可能な限り見ている番組がある。
それはNHKのたぶん東北のみの放送なのだろうけれど”被災地からの声”という番組。震災の年の夏頃から始まった番組だけど、各被災地を廻りながら、事前に取材のアポを取ることなくその辺にいる人から話を聞くという形式で進行してゆく。だから突然取材された人は本音を語るし、それがよけいに心に響いてくるのだろう。いろんな人たちの運命が突然大きく変わってからもう3年という時間が経つ。直後は当座の生活の為に必要だった義援金などだったけれど、その番組で語られる事は少しづつ変わって来ていた。時間の経過とともに関連番組や情報が少なくなってゆくなかで、今はなにが必要なのかという事を取材と通して感じた事を最後に津田キャスターがまとめてくれる。それを聞いてハッとしたのが昨年の夏の事だった。彼は人の流れはお金の流れを生み、お金の流れは物の流れを生み復興をより加速させるのだと言っていた。言われてみれば簡単な事だけど、気がつかなかったというか、無意識のうちに
 .2年前に見たあまりにも変わり果てたその光景 . から目を背けていたのかも知れなかった。同じ東北人としてこれから僕にできる事は、被災した場所に足を運び、そこでお金をつかってくることだと気がついてから、できる限り手綱を太平洋へと向けた。行った先でいろんな人に会って、いろんな話を聞いていると彼らの生きる力を感じるし、なによりそんな少しの会話だけど、僕の東北人としてのDNAを再認識させてくれて、感謝しなければならないのはむしろ僕の方だった。これから先もこの番組がずっと続き、そして僕はそれを見ながら幾度も、幾度も太平洋へと足を運ぶことだろう。
明日、この東北には三度目の祈りの時間が流れる・・・・・・・・・・・・・・・・・

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神の火を弄んでしまった愚かな人たち、そしてその火伏せに携わる現場関係者の日々に渡る、命がけの努力に一刻も早いご加護があらん事をただ、ただ祈るばかりだ。
  

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