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2014年2月19日 (水)

三冬の水 (番外編) : 月と うさぎと かまくらと

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○月○日
待ち望んでいた昨夜の雪と今朝からの晴れ間。昼飯はコンビニ弁当で手早く済ませてとりかかったのは雪うさぎ。必要なものはと言えば、常にこの季節ふんだんにある雪(但し新雪でなければならない)と南天の実と葉だけ。雪でうさぎの形を作ったならば、南天の葉っぱを耳に、実を目に見立てて完成だけど、表情のあるものはやはり難しい。僕もわりと凝り性な方なので、全体の曲線と表情が愛くるしい雪うさぎが出来るまで・・・なんていったら昼休みだけではとても時間が足りないのも事実なのだ。
南天の木は難を転ずると言って、昔からの縁起の良い木であり厄除けの意味もあると教えられた。むかしは雪うさぎ同様どこの家にも玄関先にあったものだけど、最近はあまり見かけなくなってしまった。

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それは暮れにある人の”書”を見たときのこと。
毛筆で書かれた嫋やかな曲線が何のまえぶれもなく深い記憶の淵から引き揚げてきたのが、それだった。その美しい曲線がもう十数年間も目にしたことすらもなかった雪うさぎと関連していたのかは、いまでもさっぱり分からないけれどそれからというもの、僕の右脳の遥か沖合をずっと跳ねまわっていた。
   

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