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2013年12月の記事

2013年12月27日 (金)

冬の愉しみ方

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冬とはモノトーンの季節の訪れ。
ほとんどの草木は色を失い、ましてこの地方のように降雪のある土地では一面の白い雪に覆われてしまい、原野や山などは雪と木肌だけの単調な光景が広がる。色彩に飢えてしまう寒くて厳しいいこの季節だけの楽しみ。それは雪と光の戯れを見つける事と、雪がもたらすあかりと静けさ、それに過ぎた季節の回想だった。

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ゆきあかり
普通は漆黒の闇に包まれている窓が、初雪の夜に一変する。それまでは漆黒の闇を映す鏡だった窓が明るさを帯び、室内を仄かに照らし出す。それは晴れた星空の日より曇天か雪の日に明るさを増すのだった。街の灯りをわずかに反射するそらの明るさを再び反射するのか判らないけれど、窓からのわずかな光を楽しみながらこの季節はカーテンをあけたまま眠りたくなる。

静けさ
ゆきが積もると訪れるなんとも言えない静寂。雨が初雪に変わる夜、屋根をたたく雨だれの音が途切れた事に気がついて窓を開けると、そこには音もなく舞い落ちる雪。毎年こんな出会いを楽しみにしているけれと、今年は休日の昼の事だった。たぶん雪じたいが音を吸収してしまうのだろう。遠くから聞こえていた街の喧騒や車のロードノイズさえも聞こえないしんとした季節の始まり。

過ぎた季節の回想
春から秋まではつねに色彩に溢れて、モノトーンの冬の事を思い出している暇なんてあろうはずもない。だからこの寒く厳しい冬という季節は、春から秋までを回想する為に与えられた季節だと思っている。僕の印象ではたぶん2月頃と思っていた。こうしてみるとまだ年が変わらない今月を春待月と呼んでいた昔人の感性がすきだ。

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ふゆは暖かな部屋で
温かな光を傍らに
過ぎた季節を想い出してみよう

窓のそと
モノトーンのスクリーンに浮かんでくるのは
はるから、あきまでに出逢ったその時々の光や優しかった人達

そしてそれらが連れてくるのは
楽しかった記憶
色 彩
気 温
風の匂いや音
味覚やそれに触れた感覚さえも・・・

まるで昨日の事のやうに

  

坂の上の雲    by   森 麻季
 
 
 
  

   
  
    
地上100kmで繰り広げられる神秘の世界
これを見た人は人生観が変わると言っていた。いまの世界での意識がなくなる前に見てみたい光景のひとつ。
ゆきあかりとはいいものだ、夜なのにまるで夕方遅くのような光景が続く。

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2013年12月19日 (木)

師走の夜の文章

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「 師走の頃から始まる例年の風物詩。それは先週、初雪いらいのようやくまとまった降雪のあとに訪れた”ゆきあかり”。それまで真っ暗だった夜という日常に、仄かな薄明かりをもたらしてくれて、その一部は窓からの灯りとなって室内をもうっすらと照らし出す。そこにいつも加わる記憶の中だけにある、ひかりと音があった。それはいまではもう懐かしい石油ストーブの赤い炎と、上に乗ったやかんのお湯の音。車の音さえも消し去ってしまう雪のおかげで、しんとした静寂に包まれる冬の夜。もう残り十日程となった2013年という物理的な時間。いま頃はろうそくをウヰスキーの傍に置いて、ときおり揺らめく柔らかな光に浮かぶ琥珀いろのグラデーションをたどるように、もう過去になってしまった時間を遡っていることが多い。それらは必ずしも”感傷”とか、”後悔”とかいうようなネガティブな感情ではない。
それはずっと長い間取り出すこともなかった、忘れ去られていた古いアルバムを開く時のようにとても穏やかで、静かな時間なのだ。」     

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師走とはなんとも面白い月だ。
それはおそらく一年で最も気ぜわしい月なのだということ。いろんな人ともう12月だね、なんて話していたと思ったらうかうかしてる間にもう廿日。単純に考えればあと260時間もすれば月と共に年が変わってしまう特別な月でもある。

若いころは嫌で仕方がなかったこのゆき。
でも最近は悪くないと思うようになってきた。なんといっても雨が初雪に変わる時を感じるのが好きだ。今年は11月の休日だった。雨音の耳鳴りが途切れて、フト外を見ると今年(シーズン)はじめての雪との対面だ。特に最近は花鳥風月に敏感になってきたお陰で、ゆきあかりに雪灯篭、それに雪見酒も楽しめるし、冬が終わらなければ春がこないのは当たり前のこと。だったら思いあぐねているよりも、少しでも楽しみながら、チャッチャと見送った人の勝ちなのだ。

こんな事を思ったのは数年前に海に降る雪を見てからの事。
どんなに激しく情熱的に降っても、けして降り積もる事が叶わないその儚さを感じた時だった。


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2013年12月12日 (木)

彼でなければ書けない詩

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