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2013年7月24日 (水)

Bossa と 大暑の頃

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7月に入り日々の最高気温が25℃を越えてくると、アイスクリームよりもかき氷の方が好まれる時期になってくる・・・
というくだりで書き始めるのは例年の事。関東以西にお住まいの方には申し訳ないのだけど、今年の東北はまだ梅雨が明けないせいか、僕が住む米沢で気温が30℃にとどいたのは今月はまだ4~5日程しかない。しかもここ数日は夜などは窓を閉めなければ涼しすぎる夜が多いのだ。それにここ3週間にわたり週末を中心に大雨が降って被害が拡大している。 せめてもの救いは直接的な人的被害が出ていないこと。

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東北でも盛夏を迎えるであろうこれからの時期。
だれもが喉をうるおす水が欲しくなるように、僕の乾いた心が”おいしい水”を求める季節の始まりだ。それがこのボサノバというジャンル。
初めて聴いたときは、歌うというよりも呟きとか囁きに聞こえたし、歌詞も英語ではなくあまり聴いた事のなかった不思議な響きを持っていた。それがボサノバというブラジルの曲だというのを知ったのは、それからすこし後の事だ。その頃にネット環境を手にした僕はボサノバについて漁り始めた。そして行き着いたのがアントニオ・カルロスジョビンとジョアン・ジルベルトという二人の人物だった。そして彼らのアルバムを聴きながら、イパネマや、コパカバーナ海岸の絵を眺めていたものだ。世界中をボサノバという波が清々しく洗った、1960年代という古き良き時代に思いを馳せながら。

ご諸兄方には特に懐かしいジョビン作曲のメドレー・・・”イパネマの娘”・”デサフィナード”・”おいしい水”を小野リサのボーカルにて。
僕の懐くイメージは両極端だけど、日本人である彼女の明るくごく自然な旋律は真昼の限りなく碧い空の広がる下で(もちろん休日)
一極端に落ち着いたジョアンの囁くような旋律は、薄暗いキャンドルの灯りでワインかなんかを嗜む夜のイメージが合うような気がするのだ。

 

 



アントニオ・カルロス・ジョビン_メドレー  by 小野 リサ 

     
 
   
   
  

    
これらの旋律はBossaを知らなくても何度か耳にした人も多いのでは。彼女はブラジル生まれの日本人ボサノバ歌手で、同じポルトガル語でも他のsingerよりずっと”歌う”の方に近く聴こえるので、初めての人でもなじみやすい。ブラジル音楽をこよなく愛した小野敏郎の娘であり、さらにサックス奏者の渡辺貞夫が音楽的に大きな影響をうける事となるブラジルへ渡るきっかけを作った人物だ。
彼が昨秋に他界した事をネットで知ったのはつい3ヵ月程前、まだ少し肌寒い春の日の事だった。

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