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2013年4月22日 (月)

桜の頃 (1/3)

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先日、ふと昔人の俗諺を思い出すことがあった。
それは”融けない雪と、止まない雨は降ったためしがない”というのだけれど。そんなことは当たり前じゃないかと単純に言えないのは、やはり冬から春になってゆくプロセスを間近に見続けているからなのかも知れない。
  
この冬の積雪量は大雪と言われ、毎日つづく雪かきで辟易としていた昨シーズンの積雪深を、やすやすと乗り越えてしまった。
三月の二週目頃までは、この雪は本当に春までに融けるのだろうか・・・、という思いの他に、きっと今年は連休の頃まで残るのかも知れないな。という春を待ち焦がれる僕にとっては、少し沈んだ気持ちになっていたものだ。ひと冬という長い時間を費やして、降り積もった多量の雪も見応えがあったけれど、それが僅か3週間程で視界から消える事の方が、僕にしてみればずっと凄い事のように感じる。遅い冬のエピローグから初夏のプロローグという、決められた季節のリズム。この月に四季のある”この國”に生まれた偶然に、感謝しなければならない。

この公園は好きな場所の一つで、近くを通れば必ず手綱の向く場所だ。
まだ春早い平日には人影もなく、穏やかな春の光の中・・・”どうぞ!”とウインクしてくれたベンチに腰掛けて、また弁当を食べてみたくなった。
昨年の晩秋、インディアンサマーの日にそうしたように。たぶん5ヶ月前と変わらない気温のベンチで、今度は春色の炊き込みご飯を食べながら、長かったふゆの始まりからの事を思い出していた。
  
  

日が短くなったこと
冷たい雨が降ったこと
虹を見かける機会が増えた時雨時。

強い風が吹いたこと
雨音が途中で消えたこと
白い優しさに覆われた翌朝の景色。

あるくと音がしたこと
窓の外が明るくなったこと
耳鳴りのようなシンとした夜の静寂。

気温が下がったこと
水道が凍って困ったこと
嵐の様に吹雪いた朝はいつも窓雪。

南の風がふいたこと
融けはじめた深雪のこと
水嵩が増えた川の水面で想った事。
  
  
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いつ・・何時・・いつ?

いつもSDカードから流れている、フロントグラス越しの青空が似合うこのメロディー。

この曲はもともとイタリアンポップスで
quando 以外の部分は英訳されたものだったこと
そしてタイトルの和訳すらも、先週のラヂオで知ったことだった。



Quando Quando Quando  マイケル・ブーブレ & ネリー・ファタード
 
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Appendix:桜の頃 (1/3)




最近ずいぶんと陽が長くなってきたこと


せっかく咲き始めた桜が、そらの気まぐれで凍えてしまったこと


窓辺の固かったサクラの蕾がわずか一週間で

満開になっていたこと。

 

  

  

   
   
   
   
   
   

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