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2011年3月20日 (日)

リクエスト

   

再掲したこの絵は先月、 ( 立 春 ) 春への想ひ  と言う記事に組み写真で使用したものだ。
たぶん近隣県の方だろうか、この風景の位置情報に関するリクエストがあった。
ところがこの場所の説明がなかなか難しいのだった。
特に目標物のない山間の国道からさらに町道へと入り、小さな集落を抜けて山道の果てにこの高原はある。
いまはほとんどの車にナビが搭載されているだろうと勝手に解釈し、(北緯37°20′21″・東経140°02′55″)と言う
座標値と共に、かなり惑わしい返信となってしまったように思う。  
  Wind_of_plateau_01

< 郡山布引風の高原 >
福島県郡山市湖南町

   
先日どうしても思い出せなくていたこの山の名前が、ふと頭に浮かんだ。
『ぬのびきやま』という名前だった。そこには僕の返信よりも何十倍も親切な地図もリンクされていた。
            *郡山布引風の高原*         *布引高原 Wikipedia ヴァージョン *  
とくにWikipediaの[画像Galley]にある一番最後の2007年2月に赤津の国道294号線より撮影されたこの風景こそ、この高原と僕との一番最初の邂逅だった。

Wind_of_plateau_02
以前から猪苗代湖の南に樹立する風車が気になっていた。
そしていつか訪れてみたいと言う想いが大きくなっていた。一昨年の12月だっただろうか、冬の磐梯山を見てみたくなり出かけたついでに、そこへの入口だけでも確かめたくて、思しき方向へと僕の動物的カンを頼りに車を走らせた。そして出逢ったのが先程のWikipedia[画像Galley]にある風景だった。そこへ通じる道路は当然冬季通行止めなのだが、僕は入口を確保した満足感に浸りながら帰路についた。
  
雪解けもまちどおしく、再びそこを訪れたのは昨年の連休初日の事だった。しかしそこには冬季通行止め解除が明日だと告げる無情な看板が1枚、僕を冷たく迎えてくれた。

そして2年越しとなったこの地への悲恋は、5月になってようやく叶えられたのだった。
  Wind_of_plateau_03

         

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Requiem_2
   
    
    
   

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