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2009年12月14日 (月)

そら  (2009 winter Vol. 2/4)

週末の雨の朝、偶然に虹を見た。

この時期としてはめずらしい雨の朝で、雲の間から差した朝日の眩しさにふと反対側に目をやると2本の虹が輝いていた。

Rainbow
                               < 虹 >
                           山形県米沢市

外側の虹は副虹と呼ばれ、色の配列が主虹のちょうど逆となる珍しい現象らしい。
ほんの数分だったろうか。まず外側の虹が薄れはじめ、ついで内側が消えていった。虹を消えるまで見ているというのは実に久しぶりのような気がする。
たしかゲーテの言葉に
『虹が10分も見えていたなら、見る人はいなくなる』というのがあったと思ったがまったく同感である。

虹はそらのなかで一番距離感のないものではないだろうか?
近いようで、遠く。遠いようで、近い。根元部分の建物等の重なりに注意してようやくわかる程度である。人の気持ちも同様で遠いのか、近いのか、読めない暗闇の虹。

虹は太陽の光に含まれる成分が分解されて赤~紫までの分光スペクトルとして見える訳であるが自分のこころのスペクトルはいったいどんな色成分をもっているのだろうか?
虹のように空に映してみたい衝動にかられた時間だった。

    

    

    

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