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2009年10月の記事

2009年10月30日 (金)

teatime of the afternoon (午後のティータイム)

先日、知人の方にハロウィン・パッケージの抹茶シフォンケーキを頂いた。相変わらずそのシフォンは、きめ細かく口どけもバツグンで実に美味しいのだが、今回は抹茶と練乳(コンデンスミルク)のマッチングも試す価値ありと、わざわざ練乳のチューブも一緒に持ってきてくれた。

Afternoontea

これがまた実に練乳の甘さと、抹茶の風味がマッチして思わず口元が緩む。この組み合わせを発見した日本人は実に素晴らしい。 が・・・自分にとって抹茶と練乳の組み合わせは年に何回もある訳もないのだが。宇治の茶匠による「初音」という抹茶を使っており、ほんの半日程度で、色が変わってしまう (褪色)ほどデリケートな抹茶シフォンだそうだ。

その下の抹茶スコーンは別名ゴジラの足スコーンと言うそうで、これもまた容易にイメージが湧くと言うか、誰が名付けたか気になるところではあるが。

まぁ、コーヒーでも悪くはないと思うが、後引く苦みの中でシフォンの繊細さを感じられるのか? と言う疑問が残るが結論は、そこまで自分の味覚に自信はないと言うのが本音だ。

さて午後のティータイムであるがそれも冬至が近づき太陽が室内に深く入って来るこの時期だからこそ気づいたものがあった。

それは紅茶の色である。

いつもは陶器のマグカップだが、たまにはとガラスの耐熱カップで淹れてみれば、午後の日差しの中で紅茶のすい色とガラスの織りなす屈折が実に美しくまさに  「光・・・その瞬間」であった。

   

    

    

    

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2009年10月 4日 (日)

月観る月

昨日の十五夜(中秋の名月(芋名月))は実に美しい月を見る事が出来た。
今年の部分日食からのご利益であろうか 予報でも雲の間から・・・・と言っていたが幸運にも米澤では月の出の頃には雲が切れた。

Moon_01
                                 < 月の出 >
                             山形県米沢市

自分なりの感覚では十五夜は9月と言うイメージがあったが今年は昨日の10月3日だった。カレンダーを見てみても確かに10月3日は旧暦の8月15日と書いてある。どうでもいいことではあるが、その年によって旧暦・新暦の日付がずれるのが原因らしい。ちなみに来年は十五夜が9月22日、十三夜が10月20日である。

周囲の空に明るさがまだ残る東の空に昇ったばかりの月は、やはり直接肉眼で観るには一番美しい気がする。確かに時間が経って高度と明るさを増した月は直接観ると眩しさを感じ、平安貴族のように直接月を見ない観月向きだろう。平安貴族も観月の宴や舟遊びと称して、杯や揺れる水面に月を映して愉しんでいたようである。実に粋な遊びだったのではないだろうか。たぶん自分がその遊びをやろうとすると杯の中身にこだわりそうではあるが・・・・・・・

Moon_03

中国・日本では月を愛でるという習慣が古くからあり旧暦の8月15日と9月13日に様々なカタチで月を鑑賞してきた歴史がある。ちなみに旧暦の8月15日は十五夜9月13日は十三夜と区別している。

自分も日本人のDNAを持っているせいだかやはり満月(月)は美しいと思う。しかしヨーロッパでは満月は人の心をかき乱し、狂わせるものであると言われ忌み嫌われているようではあるが・・・・・・

詠み人知らずの有名な短歌に
>月月に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月
というのがあるが
日本人の月を愛で、そして季節にこだわる想いが集約された歌だと思う。

   

    

    

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