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2008年5月の記事

2008年5月20日 (火)

脂 vs 油

(あぶら)と『あぶら』・・・・・ひらがなで書くと両者の区別が出来ない。

日常の生活であまり両者の区別を意識しないまま、食べて(使って)いる場合が多いのではないだろうか。栄養学上でも両者は特に区別されることなく、一括して脂肪または脂肪酸という油脂に分類されているようである。
毎日・毎日、食べ物を口に入れているのは自分なのだ。食べ物の選択肢として両者の違い(カラダに対する作用)を知っておくのは決してムダな事じゃないと思うのだが。これから生きていく上で、自分の生命の根源である食の重要性を少しずつ理解することは、自分の健康やご家族、周りの方々の健康にもつながる事だと思う。

前置きが長くなってしまったが、両者の違いはカンタンに表現すると常温で固体か液体かの違いである。もっとカンタンに言うと、肉の脂とサラダオイルの違いと言う表現が一番簡単だろうか。

脂肪酸┬ 固 体(飽和脂肪酸)  ──────────────①
___└ 液 体(不飽和脂肪酸)┬ オメガ3系脂肪酸 ─────②
______________├ オメガ6系 〃〃  ─────③
______________└ オメガ9系 〃〃  ─────④

①脂肪は動物(ヒト)の栄養素として、非常に重要ですが、量はそんなに必要ではない。過剰に摂取された飽和脂肪酸は肝臓や脂肪細胞の中に貯蓄される。 破格の高利回りにて(それは想像に難くないであろう)

②よく耳にするDHA・EPAの脂肪酸である。DHAはカツオやマグロ、EPAはサバやサンマ、イワシなどで摂る事ができる。中性脂肪を低下させたり血栓の出来るのを防いだり血圧を下げたりする要素があるようだ。 (詳しくはWebで! )

③これもよく聞くリノール酸・γリノレン酸である。これは植物油全般に含まれる。血糖、血圧、コレステロールを下げたりする要素があるようだが、摂り過ぎは動脈硬化やアレルギーを招く危険性もあるらしい。  (これも詳しくはWebで!)

④これもまたよく聞くオレイン酸の事である。これはオリーブオイルやギャノーラ油、それと以外ですが、ラードや牛脂にも含まれる。心臓病やガンの発病率低下などの要素があるようだが、これも取り過ぎはいけないようである。 (これもまた、詳しくはWebで!)

特に②と③は体内で他の脂肪酸から合成できないために、必ず口から食べなければならない脂肪酸であり、『必須脂肪酸』と呼ばれている所以だ。これは物質が特定される以前はビタミンFとされていたもののようである。 (あなたはビタミンFを知っている世代であろうか?  笑 )

このように同じ脂肪でも(脂)と『油』は別物だ。自分の為にも上手に美味しく食べたいと思っている。脂肪酸が栄養素の一つであるにもかかわらず、その中に有毒な最悪の脂肪酸があるのをご存じだっただろうか?

それが【トランス脂肪酸】と呼ばれる脂肪酸である。これは天然には存在しない人間が人工的に作り出した脂肪酸で、【狂った脂】とも呼ばれているようだ。欧米やアメリカではすでに使用の禁止や制限が設けられている。是非時間があったら【トランス脂肪酸】で検索してみて頂きたい。自分の場合、人生を一日で表すと午後4時を回った辺りでだろうか。今まで原材料に(ショートニング)と書かれたお菓子を食べて、育ってきた。だから今頃大騒ぎしてもしょうがない年代である。でも、数多のサイトを見る限り、これからの未来を担う子供たちの口にはなるべく入れたくない代物である。それを規制すれば代替品がないので外食産業が崩壊するとか、しないとか。農水省はようやく健康への影響についての調査を始めたようである。

 植物油100%が危ない!

 農水省HP   食品安全委員会   独立行政法人 食品総合研究所

 

   

   

   

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2008年5月10日 (土)

美食のススメ Vol.2

『目には青葉 山時鳥 初松魚』   時鳥→ほととぎす  松魚→かつお 

上は初夏の風物を謳い上げた名句だが、文字として見たのは初めてだった。
そして恥ずかしながら う~ん 読めない、が実感だった。

初鰹はこの時期にふさわしい食材として江戸時代から人々の心をとらえてきたようである。
これからの漁場は九州・四国沖から東海・房総沖へと移ってくるようだ。

カツオは漁獲時期によって味や香りが大きく変わり、それに応じて美味しい食べ方(付け汁や薬味など)もだいぶ変わってくる。今頃のカツオはまだ鰹臭が残っているため、薬味に小ネギ・しょうが・ニンニクを使い、香味野菜も多く添えます。また、付け汁には醤油の量を多くし、ややコクを増したポン酢醤油(柑橘果汁5:醤油5)が一般的につかわれているようだ。

これから半年後、いわゆる三陸・福島沖で獲れる戻り鰹は初鰹とは対照的な味・香りとなっていることだろう。当然、それに合わせて薬味・付け汁も大きく変わる。
続きは半年後位に。

そう、そう。それに合わせるお酒の種類も大きくかわるのも忘れてはならない事実だ。

    

    

    

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2008年5月 8日 (木)

風薫る季節

今年も二十四節気のひとつ、『立夏』が過ぎた。

この日から『立秋』の前日までが暦の上での夏である。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』には大体5月6日前後、太陽黄経が45度のときで春分と夏至の中間にあたる。と記されている。
『太陽黄経が45度』っていつ? と思い調べてみると
2006年の立夏:2006年5月06日(時刻:00:31 太陽黄経:45度)
2007年の立夏:2007年5月06日(時刻:06:20 太陽黄経:45度)
2008年の立夏:2008年5月05日(時刻:12:03 太陽黄経:45度)
2009年の立夏:2009年5月05日(時刻:17:51 太陽黄経:45度)
2010年の立夏:2010年5月05日(時刻:23:44 太陽黄経:45度)
つまり、今年は端午の節句の日午後0時3分にその時を迎えてたことになる。

来年は同日17時51分
再来年は同日23時44分・・・・・・カウントダウンでもしようか? のハナシである。

現代人は
なにかにつけて <計算上は・・・・の世界>
          VS
古人は
<大体5月6日前後かのう~・・・・そうじゃ、蛙が鳴き始める頃じゃ>

やはり季節( a season)は五感で感じるものであり、計算で算出される時間に
縛られるものではないと思のであるが・・・・・・・
でも、地球温暖化の影響でしょうか、自分の記憶にある四季と暦の上の四季では
微妙にズレが生じているのはいがめない事実だと個人的に思う。

   

    

    

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